Quintessence Mystica

The 5th Harmonic of Death

1STフル(2011)/From:ウクライナ/Style:シンフォニック

QuintessenceMystica_1st

【Track】
1.Vector Space of Desires
2.Triumph of Cold Steel
3.Aspects of Contemplation Projected onto the Eternity
4.Entropy of Sanity
5.Crossroads of Time
6.Metaphysics of War
7.Unleashing the Dogs of War
8.When Sacred Flame Inspires the Souls of Heroes
9.Memorial
10.The Symphony of the Bare Feelings
11.Frankenwald Mystery

【Review】
二人組ブラック・メタル。Schwarzdorn Productionからリリースされた。頭文字”Q”から始まる数少ないバンドの一つ(笑)

シンセ主導型でもなく、オーソドックスな疾走ブラックメタルサウンドが割と前面に出ており、随所に大胆なシンフォニック・パーツで装飾したようなスタイル。故にアトモスフェリックでもなければシンセ山盛りなド派手路線でもなく、どちらかと言えばメタルパートに合わして導入する様なスタイルといった感じであろうか。ストリングスや金管楽器っぽいのが入ったり、その都度楽曲を大いに盛り上げてくれる。

全体的にややチープな感じもするのだが、手法がかなり大胆で独特の雰囲気を持っている個性派。後半に差し掛かるとギターサウンドがやたらとメロウになったり最後の最後まで惹き付けられる内容だった。これはGood!

今のところアンダーグラウンドなサウンドだがより洗練されるとNuclear Blast辺りが欲しがりそうなポテンシャルを秘めている逸材かと思う。

 

Duality

2NDフル(2014)/From:ウクライナ/Style:シンフォニック

QuintessenceMystica_2nd

【Track】
1.Prelude
2.The Secrets of Victorious Decisions
3.The Infinite Dance of Numbers
4.Sparks of the Glorious Fire
5.Impulse of Courage
6.Inversion of Reality
7.Destruction of Galaxies
8.Creep & Damage
9.Equations of Daemonic Revelations
10.Breathing of Saturn Rings

【Review】
前作から引き続き、同じメンバー、同じレーベルからのリリース。大幅なクオリティ・アップに成功しており順当にパワーアップを遂げた二作目。

もはやアングラ感は薄れつつあり、この調子で進化していくと出世街道を歩んでいきそうな勢いが感じられる。今作ではメタルパートの強化が著しく、前作ではやや直線気味だった楽曲も今作にて随分とドラマティックになっており音もよりメタリックで分厚くなっている。

一方でシンフォニック要素も、メタルパートに合して些か派手目になっている印象があり、メジャー化した【Dimmu Borgir】辺りに一歩近づいたといえるかもしれない。ただ、あそこまでド派手かつ大仰な感じでは無く、もう少しアングラ的な自由意志のもと、独特な世界観を持っている感じではある。曲によってはサックスが入ったり、金管楽器っぽい音を使用するケースが多くブラスバンド的な要素を仄かに感じさせる所がポイントだろうか。何というかアングラ的な怪しさがまだ残ってる感じが面白い。

個性がギラついてた前作の方が個人的には好きだが、今作もなかなかGood!