Voices of the Winds

1STフル(2008)/From:ウクライナ/Style:アン・ブラック・メタル│アトモスフェリック

usynligtumult1ST

【Track】
1.Rest
2.Tomorrow
3.Single with Nature
4.Crucified…
5.Curse of Eternal Winter
6.Shhhhhhh…

【Review】
二人組(一人は女性/シンセと女声担当)のアン・ブラック・メタル。

薄っすらとシンセを被せ、薄ら寒いトレモロが乗っかり、ギリギリビンビンと鳴るベースが絡む(これが結構、気になる)。シンセがアトモスフェリックに漂っており、時折リードメロディを奏でたりする。概ね、雰囲気重視でありこの手にすれば非常にオーソドックスなスタイルだが、アン・ブラック・メタルと言うことでどうやらガナリ声でキリスト賛歌を叫んでいる様だ。また、女性ヴォーカルが入っているとの事だが#2のバックで薄っすらコーラスで顔を出すだけなので、決してソコに期待してはいけないので注意しよう(しかも、ほとんど聴こえない)。楽曲自体、悪く無いのだが、フルレンスのクセして23分弱しか無く、唐突に終わってしまう楽曲とか、色々と不満が残る。

因みにBombworks Recordsなるクリスチャン・メタル専門レーベルからリリースされている。尚、レーベル・インフォ的なシールが張ってあり、ソコには堂々と

Atmospheric Black Metal For fans of Antestor, Emperor, Naglfar

と書かれている…いやいや…(汗)