Griffar
Of Witches and Celts
Demo(2000)/From:フランス/Style:ペイガン
【Track】
1.A Host in the Toad Candle
2.Ensnared by the Scarlet Oath
3.The Sanctuary of Cursed Warriors
4.Under the Sword of the Seventh King
【Review】
4曲入りのDemo音源だが楽曲クオリティは高く、4曲で48分弱、大作志向である。元々はセルフ・リリースのテープによるリリースだったがISO666レーベルが目を付けワザワザCDプレス化する程の完成度。
Demoとは言え、しっかりと作品として評価できる大推薦盤。非常に的確なツボを心得ており素晴らしい作品である。寒々しいブリザード・リフが随所で大爆発し、トレモロによるメロウなメロディがツボ過ぎる作品である。どの曲も長尺でありながらガンガン展開し、気合の入りようが伺える。基本的にファストであるが緩急自在に駆け巡り、メロウなブラック・メタルを求めるのならば、その欲求が満たされる事請け合いである。
#4は殆どメロデスの様な展開になるが、これがまた哀愁が漂いまくっててGood。初期【AmonAmarth】が放ちそうな哀愁部分だけを抽出したかの如き展開である。基本的には寒々しいブラックに違いないのだが、そういった側面も垣間見れ、個人的には満足度が非常に高く傑作の部類である。
※筆者が寝てる間に1STフルが2011年にリリースされていたみたいであり、思いっきり買いそびれたんだが、どうやら、某動画サイトで聴いてみた所、キレッキレのごっついメロディックなデス/スラッシュ路線に方向転換している様である。洗練されてカッコイイけど…あかんやん(笑)
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