Love Lies Bleeding
Ex Nihilo
3RDフル(2002)/From:フランス/Style:シンフォニック
【Track】
1.Acedia
2.As the Chaos Ceased to Be
3.Waiting For My End
4.Sorrounded By Infinite Nihilism
5.Ex
【Review】
妖しい雰囲気を大爆発させるフランスのブラック・メタル。
妖しい雰囲気、そして極めて厳かなシンセに乗って緩急付けつつ爆走するパターンである。ドラマ性はその手の大御所と十分にタメを張れるレベルだと思うし、クオリティも申し分ない。
特徴としては、厳かなシンセをバックに女性コーラスを交えた、妖しく艶っぽい暗黒ロマンスを徹底しており、コレでもか!という位、撒き散らしている。そういったゴシカルな暗黒成分を、しっかりと味わえる作品である。
また突っ走る部分は、ハイパーブラストでありアグレッシヴな側面もあり、緩急もしっかり付いており展開豊富。引き合いに出すなら、【Cradle Of Filth】スタイルと言える。
些か、大作志向でラストの曲は20分もあり、大作だと思って身構えていたら、ショウモナイ仕掛けを仕込んでいるパターンであった。前半はしっかり曲を演っており問題ないのだが、曲が終了したかと思いきや、無音状態が暫く続き、【Abruptum】の様なド暗黒アンビエントが突如始まり終了。この無音の間は一体何なのか・・・大抵、こういう無音の後は、待つ程の価値が無い曲が始まるんだよなぁ、と思う今日此の頃(笑)何故か多くのバンドがこの方法論を用いたりしているが、凄い名曲が流れた試しナシ。
ホント、萎えるからヤメてほしいんだけど、このパターン。。
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